高尾『ワシズ~閻魔の闘牌~(MAX)』5月末よりリリース決定!
カイジを初めとしたギャンブル系漫画が得意な高尾さんですが、ついにアカギのラスボスとして登場するワシズの若き頃を描いた作品をパチンコ化させてしまったようです。
最近のMAXタイプといえばV確STばかりですが、MAXタイプの王道である確変ループをひっさげての登場みたいですね。
かなり継続率が高いということなので、早速スペックを見ていきましょう!
【スペック解析】
まぁ高尾さんらしいと言えばらしいのですが、またいろいろとラウンドや電サポ回数が細かいですね…
見るのも大変ですが、少しずつ紐解いていきましょうか!
まず【大当り】についてですが、ワシズではWアタッカーを採用しているようですね。
上ATだと賞球12、下ATだと賞球9となっており、上ATの方が有利です。
実際に連チャン中は全て上ATで消化するようなので、下ATの役割としては、初当りでの出玉を制限することにあるようです。
次に【連荘モード】についてです。
確変ループタイプなので、突入も継続もどちらも高継続となる確変割合84.8%です。
しかし初当りからの連荘モード突入率は低くなっており、電サポの回数で制限を設けているようですね。
初当りでは、58.4%で『次回大当りまで電サポ』状態に突入します。16R確変、6R確変の一部、突確の3種類ですね。
問題なのは、次回まで電サポとならない6Rの存在です。
6R確変では電サポ40回、30回、20回、6R非確変では時短40回、20回となります。
次回まで電サポとならない6R(確変か非確変かわからない)を引いた時の、引戻し率を以下にまとめてみました。
- 電サポ40回で、かつ電サポ中に大当りする確率:44.0%
- 電サポ30回で、かつ電サポ中に大当りする確率:54.1%
- 電サポ20回で、かつ電サポ中に大当りする確率:16.8%
- トータルの電サポ中に大当りする確率:27.8%
電サポの回数は少ないですが、高確率だと10倍の1/39となるため、意外に引けますね。
では次に、電サポが抜けた時の潜伏期待度を以下にまとめてみました。
- 電サポ40回で、電サポが抜けた際の潜伏期待度:39.5%
- 電サポ30回で、電サポが抜けた際の潜伏期待度:100%(確変確定)
- 電サポ20回で、電サポが抜けた際の潜伏期待度:23.8%
まず注目したいのは電サポ30回で抜けた時です。
非確変には電サポ30回がないらしいので、なんと電サポが30回で終了した場合、潜伏状態確定ということになります!絶対止めちゃいけませんね!
電サポ20回での潜伏期待度が低いのは、単純に非確変時の電サポ20回を選ぶ割合が高いせいです。
…とはいえ、潜伏期待度としては十分高い結果となりました。
これは即ヤメが難しくなっており、ムダに玉を打たされる結果となりました。
3倍ハマリする確率は約10%であるため、そこまで打つとしても、1/39の3倍なのでだいたい100回転は様子を見る羽目になりそうです。
できれば演出で判断できるようにしておきたいところですが…
ちなみに電サポ中であれば、電サポ抜けの潜伏確変は存在しないため、連チャン後の電サポ抜け時は即ヤメOKとなります。
【実戦シミュレーション『ワシズ VS ウルトラマンゼロ』】
最近はウルトラマンゼロくらいしか確変ループはなかったので、ウルトラマンゼロとの勝負としました。
いろいろ潜伏したりして面倒くさい割には、ウルトラマンゼロよりマイルドな出方になってしまうようですね。
せめてウルトラマンゼロには勝ってほしかったところですが…
高継続はすごいですが、その分一撃性が低くなってしまっていますね。
最高でも1400発程度の出玉しかないというのも、一撃性が低くなっている要因だと思います。
塊ができにくい設計になってしまっているようです。
【ボーダーライン(期待値)】
MAXタイプとしては辛めの18.4回がボーダーラインとなりました。
従来のMAXタイプと比べると、約1回転くらい辛くなっています。
潜伏状態の割合が高いのに、ボーダーラインが辛いと言うのはちょっと厳しい感じがします。
見極めラインは17~20回転、勝負するなら23回転以上必要となります。
【まとめ】
- 高尾さんの最新機種は、高継続確変ループタイプのワシズ!
- 初当りの電サポ抜け潜伏確変の割合が高いため注意!電サポ30回抜けは確変確定!
- 連チャン抜け後は潜伏確変がないため、即ヤメOKです!
- 出玉性能としては、ウルトラマンゼロには及ばず…
- ボーダーラインは従来のMAXタイプより1回転ほど辛い設計なので注意!