【豊洲は築地じゃなくてカジノのために生まれ変わる?どういうこと?】
「風が吹けば桶屋が儲かる」
古いコトワザですが、ぱっと見関係のないことであっても、様々な要因が絡み合って、とんでもない結果を生み出す例えです。
今回もそんな感じですね。
築地豊洲移転問題と言えば、これは魚市場の話であって、カジノとは無関係のはずです。
しかし、なぜか豊洲の移転が揉めれば揉めるほど、カジノの話が沸いてくるのですよ。
これはどうしてかというと、このまま豊洲の土壌汚染問題の影響で、築地から豊洲への魚市場の移転が実現不可能となった場合、当然ほとんど工事を完了させている豊洲を売りに出さざるを得なくなります。
5000億円以上の都民の税金をつぎ込んでるわけですから、絶対に取り戻さなくてはいけなくなりますよね。
そこで買い手として候補に挙がっているのが、遊技機メーカーということです。
この遊技機メーカーが一体どこなのかは明らかにされていませんが、現在世界を股にかけて、カジノの技術を高めているメーカーと言えば、そう多くはありません。
特にパチスロメーカーが中心となるのでしょうが、上手いこと行けば、豊洲をそのままカジノにだってできちゃうわけです。
東京でカジノを作ろうと思ったら、間違いなく場所が足りませんから、新たに埋立を行ったりしないといけないわけですが、今回の豊洲の一見はまさにラッキーとも言える構図になっちゃっているわけです。
【カジノ構想って、実はゴールはオリンピック】
もともとは2020年の東京オリンピックに向けて、推し進めていたカジノ構想。
どうしてオリンピックをゴールしていたかというと、富裕層向けの娯楽とし、外貨を獲得したかったからです。
観光客が一気に流れ込む絶対的チャンスを逃すわけにはいきませんからね。
しかし現状は、与野党からの反対があったり、震災復興があったり、自衛隊の問題があったり、なかなか前に進んでいないのが現状です。
まぁそうですよね。
全ては優先順位の高いものから消化するわけですが、「今やらなければいけないのか?」という観点から見れば、今となっては下の方です。
しかし築地豊洲の問題が長期化する見通しが立っている今、そこに付け入るチャンスがあるのも確か。
これからの動向に目が離せませんね!