【自民党幹部はカジノ法案の審議を始めたいばかりですが…】
カジノ法案が動き出してから随分時が流れましたが、現状だと国会で会談が行われ、継続審議となっています。
自民党幹部は11月上旬の審議再開を目指しているようですが、同志である公明党との亀裂が発生している模様です。
【なかなか慎重論から脱却しない公明党】
これはカジノ法案の話が出てからずっと一貫しているのですが、公明党は慎重姿勢を崩していません。
確かに外貨を獲得し、日本経済が潤う方向にはなると思うのですが、その方法がカジノかよ!もっと健全な方法を探せよ!というのが公明党の本音でしょう。
国の立場から考えたら有効な経済効果になるでしょうが、一方で1国民の立場から考えると、パチンコでさえ依存症の問題が大げさに騒がれている中で、カジノなんてパチンコの比じゃないですからね。
それが富豪の遊びだったとしても、平民クラスの人だって行けちゃうわけで、一瞬にして大金がやり取りされるのを体験しちゃったら、それはもう依存症は拡大するでしょう。
【継続審議は進められるでしょうが…】
一部で『外国人観光客専用』という言葉も聞きますが、そうなったらそうなったで、ちょっと外貨獲得があからさますぎるような気もします。
国には国のやり方があり、諸外国がやってるからといって簡単に話が進まないのが日本の特徴です。
普段なら悪い特徴ですが、こういう時は良い特徴にすら見えてしまいますね。
継続審議が再開するのは上手くいけば1か月後となります。
まだまだカジノ法案よりも解決しなければいけない問題は山積みになっているような気がしますが、今後の動きに注意していきたいところです。
どうしてもオリンピックに間に合わせたい意向があるようですが、もう4年きってしまっていますからね・・・