もともとは釘調整NGって知ってましたか?
最近カジノ法案に先立って、パチンコ業界のクリーン化が進んでいるようです。
換金問題、ギャンブル依存といろいろな黒い部分があるパチンコですが、その1つとして釘の調整も問題になっているようです。
いつもスペック解析をしていますが、その中でボーダーラインと言うものがあります。
ボーダーラインは僕らの収支が±0になるラインのことですが、日によって台を見てみても、ボーダーラインを超えていたり、超えていなかったりするわけです。
パチンコはパチスロと違い、設定というものが今はありません(昔は3段階とかありましたが)ので、釘の調整でホール側が利益を上げているわけですね。
しかし!実はこの行為自体はやってはいけないことなのです!
じゃあどうして釘の調整は堂々と行われているのか?
かなり素朴な疑問ですが、実は釘の調整というのは、「釘の位置を修正している」行為にあたるそうです。
メーカーがパチンコを開発して、試験を行う際、メーカーは「この釘はこの角度に固定します」という取扱説明書を提出しています。
つまり、メーカーが釘の角度を決めているわけですね。
よってホールでも、メーカーが決めた角度に設定しなければいけません。
しかし、ここで大きな問題が発生します。
パチンコ開発による規定により、ヘソやアタッカー以外のポケット(アタッカーの左右にある、ほとんど釘でシメられている穴のことです)が大きく開いているのです!
パチンコとはもともとポケットに自力で玉を入れて、玉を増やすゲームです。
今の様に、ヘソに玉を入れ、大当り抽選を受けて大当りをし、大量に出玉を増やしたりすることは、あまり良しとされていません。
当然ですが、こんな釘では、ホールは困ってしまいます。
ヘソやアタッカー以外のポケットに玉が入っても、液晶は動きませんし、大当りもしません。
これではお客さんが「なんだこのつまらないパチンコは!」となってしまいます。
そこで、ホールは「メーカーが決めた角度に釘を修正する」ことを口実に、毎日釘を調整しているわけですね。
パチンコは木でできていますから、湿気によって釘の角度が変わってしまうのは確かなので、毎日調整することに対して、今まで大目に見てもらってたのかもしれません。
⇒⇒釘の調整がNGになったら、一体どうなるのか?次ページで紹介!