豊丸『ドンキホーテ(1/229)』7/18リリース!
豊丸さんって変態スペックのイメージ(誉め言葉です)ですが、今や復活不可能と言われたドンキホーテを復活させてしまいましたね!
さすが変態スペックメーカーというところですが、一体どうやって復活させたのか、徹底解析していきますよ!
なおスペックは2つあり、1/229タイプと1/159タイプがあります。
どちらもゲーム性は同じなので、ズバッと解析しちゃいます!
【ドンキホーテのスペック解析】
さて、まずはドンキホーテがどんなスペックなのか簡単におさらいしましょう。
初代ドンキホーテは3回リミッターの機種となっていて、初当りさえ引ければ3回の大当りが保障されます。
ラウンドは16Rと2Rの2種類あるのですが、ここまでは普通の3回リミッターの機種ですね。
ドンキホーテのすごいところは、なんと「16Rを引ければ、リミッターまでずっと16Rを引ける」ところにあります。
よって、最初の大当りが16Rであれば、3回とも16Rが確定するという夢のような機種です。
逆に言えば16Rが引けないと全て2Rということもありますが、16Rが持つ意味を考えれば考えるほど、如何にして16Rを引くかが重要になってくるわけです。
これが初代の名機と言われたドンキホーテですが、現在では次回より先の振分抽選はできませんから、初当りの時点で3回目の大当りのラウンドを決めることなどできないわけです。
ましてや、2Rの後に16Rを引いたら3回目も16Rという複雑なパターンを復活させねばならないわけで、これは無理だと言われていました。
しかし!変態スペックメーカーの豊丸さんは一味違います。
なんと初当り(特図1)、確変中(特図1)、確変中(特図2)という3つの状態を作ることに成功したのです!
電チューは1個しか搭載できないため、特図1と特図2それぞれ単独での状態を持つことは出来ません。
そこで、小当りRUSHを電チューと同じ役割にすることで、擬似的に「玉を減らさないで済む確変状態を単独で2つ持たせる」ことに成功したわけですね。
この3つの状態を駆使して、3回リミッターの大当りを自由自在に操ることに成功したのです!
【スペック解析(1/229)】
ではまず1/229のミドルスペックから見ていきましょう。
初当りで16Rを引けるのは25%となっていますから、つまり3回とも16Rとなるのは25%となります。
初当りが2Rだった場合、内部的に2つの状態となっており、そのままレジェンドタイムに突入(初当り以降は全て16R)、するパターンと、そうでないパターンとなります。
初当りが2Rだとチャレンジタイムに突入となりますが、チャレンジタイム中の大当り振分けは10%レジェンドタイム突入率が上昇します。
何とか全て2Rになる割合を減らそうとする救いの振分となっているわけですね。
ちなみに3回大当りする全てのパターンは、
- 16R⇒16R⇒16R
- 2R⇒16R⇒16R
- 2R⇒2R⇒16R
- 2R⇒2R⇒2R
の4パターンとなりますが、それぞれの発生割合は以下の様になります。
16Rと2Rの出玉は明らかに違う(というか16R引かないと話にならない)ため、全て2Rのパターンは避けたいところですね…
【スペック解析(1/159)】
初当りが少し甘くなって1/159となったスペックです。
全体的に出玉は少ないものの、全て16Rとなる割合は30%まで上昇しています。
全て2Rとなる割合も低くなっているのは高評価ですね。
【ボーダーライン(1/229)】
等価でのボーダーは21.2回と、ちょっと辛めなスペック設計となっています。
1/229はミドルスペックなので、これくらい当り前なのかもしれませんが…
非等価27.5玉だと22.5~23.3回転となり、28玉交換だと22.7~23.7回転となります。
1パチだと等価は17.0回転となり、非等価だと27.5玉は18.0~18.6回転、28玉では18.2~19.0回転となります。
【ボーダーライン(1/159)】
等価でのボーダーは22.6回と、1/229より更に辛めなスペック設計となっています。
非等価27.5玉だと23.9~24.8回転となり、28玉交換だと24.2~25.2回転となります。
1パチだと等価は18.1回転となり、非等価だと27.5玉は19.1~19.8回転、28玉では19.4~20.2回転となります。
【まとめ】
- 伝説のドンキホーテ、ついに復活!
- ちゃんと16Rを引くと最後まで16Rが引けるなんて、さすが豊丸さんです!
- ボーダーラインは全体的にちょっと辛めのイメージ。
- 特に1/159は辛い上に出玉が少ないため、16Rのヒキがかなり重要です!