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奥村遊機の破産から少し経ちましたが、まだまだ業界内外でざわめきとどよめきが交錯しているようです。

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マルホンさんの場合は民事再生だったため、相当な社員が解雇されたと聞きますが、会社としてはまだ存続しています。

しかし、奥村さんの場合は破産であるので、正直なところ全てが打ち切りとなってしまうのです。

どのような形で社員に告げられたかわかりませんが、会社が無くなるわけですから突然のことだったはず。

もちろん会社の業績は何となくわかる(機械が売れてるかどうかくらいは具体的な数字がなくてもわかるでしょう)はずですが、いつ破産するかなんてのはわかりません。

タイヨーエレックさんみたいに、どこかライバル会社へ売られるみたいな話があれば、いろいろな噂が飛び交ってもおかしくありませんが。

では今回は、業界の知り合いから聞いた噂話を元に、奥村さんの破産がもたらす影響を考えてみたいと思います。


【1.奥村さんが開発した機械】

噂によると、破産となる直前まで機械の開発は行われていたようです。

MAX規制もあったため、急いで1/399の旧MAXタイプを開発、市場への売り込みも進めていたことでしょう。

それが途中でストップしてしまったわけですから、影響を受けたのはまず部材屋さんが挙げられますね。

生産するためには、ある程度のまとまった数の部材を容易しなければいけませんが、それはあくまで生産することが前提となります。

生産もしないのに部材だけあっても仕方ないですよね。

部材屋さんにお金を払うのは当然奥村さんですが、それをも放棄するとなると、もしかすると部材屋さんが大赤字となってしまう可能性があります。


【2.奥村さんが契約してる版権】

奥村さんは『うる星やつら』や『笑ウせぇるすまん』など、非常に有名で話題性のある版権とのタイアップを行っていました。

今回の破産により、版権は奥村さんの手を離れることとなります。

あまり無名な版権は必要ありませんが、あまり奥村さんがヒット機種に育て上げることができなかっただけで、可能性は十分に秘めています。

同じ版権で複数のメーカーからパチンコが出ることなんてザラであるので、奥村さんが使っていた版権がどうのこうの言う人はいないでしょうね。

奥村さんの破産が無駄にならないように、他のメーカーさんが上手に活用していってほしいですね。