【釘調整問題の解決はただ一つ、普段から『ポケット』に玉を入れる!】

メーカーが検査を通すために『ポケット』に玉を入れなければならないのであれば、当然ホールも同じようにする必要性が出てきます。

つまり、実は釘調整問題の背景には『ポケット』が大きく影響しているのです。

この穴に入っても、機種によりますが5~10個程度の玉が出てくるだけで、小生ら客からしてみれば全く意味をなしません。

しかし、これからは意味をなさないとしても、ホールは対応していかなければいけないのです。


【普段から『ポケット』に入ると、一体どうなるのか?】

結論から言うと、以下の2点です。


  1. お金が減るスピードが遅くなる
  2. 大当りや連チャンといった出玉性能が低くなる

1つ目については、当然と言えば当然です。

今まで全然入らなかったポケットに玉が入るのですから、当らなくても玉が少しずつ出てくることになります。

もちろん大当りしないと玉は増えませんので、大当りまでの投資が抑えられる、ということになりますね。

2つ目については、大当りしていない状態であっても、今までより玉を出すわけですから、どこかにしわ寄せが出てきます。

より玉を出す分、どこかから捻出しないといけなくなる、ということです。

そうすると必然的に大当りや連チャンといった出玉性能を落さざるを得ないということになりますね。

ヘソ1個賞球(強ミドル)の逆と考えるとイメージがつきやすいかもしれません。

強ミドルはヘソが1個になっている分、出玉性能を高くしていますからね。

以上の2点から総合的に考えると、今までよりマイルドになる』という結論が導けます。

最近のパチンコはギャンブル性が高いと指摘されているので、このような方向になるのは当然なのかもしれません。

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【具体的に、どれくらい出玉性能が落ちるのか?】

具体的な数字がないとイメージが沸きにくいので、牙狼金色で少しシミュレートしてみましょう。

小生のスペック解析では、その他入賞口の賞球を10と仮定し、10分に1回入ると想定しています。

ホールで打っていると、実はその他入賞口に全く入賞しないわけではありません。

入賞口の入り口を完全に締めてしまうのは、完全な違法と考えられているからだそうです。

つまり、10分で10個その他入賞口から出てくるという想定ですね。

それを仮に10倍にしてみましょう。

10分で100個、1分で10個ジャラジャラ出てくるという感じです。

そうすると、機械割で言うと約6.7%アップします。

パチスロで例えると設定3が設定5になるイメージですね。

このアップした分を0にするために、大当りや連チャンといった出玉性能をダウンさせてみましょう。

具体的に、以下の3つの方法のどれかを行えば、アップした分を0にできます。


  1. 連チャン継続率を77.1%から73.8%にダウンさせる
  2. 連チャン中の大当り出玉を1990発から1690発にダウンさせる
  3. 初当りの確変割合を51%から38%にダウンさせる

いかがでしょうか?

かなりのスペックダウンですよね…

しかしそれと引き換えに、投資金額は抑えられることになります。

牙狼の場合、平均約34000円から、約30000円にダウン!

なんと4000円も財布に残ることになります!

どちらが良いかはそれぞれ意見が分かれるかと思いますが、少なくとも今よりマイルドなスペックになることは間違いなさそうです。

今回は仮に10分で100個その他入賞口から玉が出ると想定しましたが、どれくらいになるかはまだわかりません。

今後の情報をチェックしていきたいと思います!