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 大一『天下一閃(一発台)』10月2日リリースか!?

いきなり糞台と書いてしまいましたが、どうにも小生らお客さんのことを全く考えてくれていない機種がリリースされそうです。

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スペックは一発台ということで、液晶もないしギミックもない、そしてデジタルで抽選するものもありません。

つまり、特定の穴に玉が入り、それが役物内を通過し、最後にVに入ればOKというものです。

Vに入ると、2250発大当りが2回、つまり4500個の出玉が得られるというスペックですね。

昔流行った一発台を今、このタイミングで復活させようということです。

ちなみに大当りまでの流れはこんな感じです。

無題

一体なんが糞台なのか、考えてみましょう。

これは『小生らお客さん目線』『ホール目線』どちらから見ても問題があります。


【『お客さん目線』から見た糞台となる問題点】

ではまずお客さん目線から。

結論から申し上げると、もしホールに設置されていても、


ホールが完全に釘をしめて終了ですね。

俗に言う1種タイプのように、確率で何とかなることがあれば、マグレ勝ちもできますが、それすらないのが一発台なので、まず勝てないです。

でもきっとプロと言われる人達は、ホール側の調整ミスを狙って朝から並ぶと思います。

過去にそういう機種はたくさんありましたからね。

しかし!

実際にホールはぶっちゃけ導入はほとんどしないと思います。

その理由が『ホール目線』で見た問題点ですね。


【『ホール目線』から見た糞台となる問題点】

この機種、もし1年前に出ていたら、特に問題なかったのです。

しかし今のご時世、完全にホールは釘を触ることが出来ません。

以前『調整する』名目で触っていた釘は、もうホールは手を出せないのです。

でも一発台は釘が全てです。

役物に入るルートの釘を調整することでしか、利益を調整できないのですよ。


そんな機種、要りますか?

もし釘をいじった場合、摘発される可能性だってあるわけですから。

正直、ホールを見ていると、釘をいじってるなぁと思うところは多々あります。

でもヘソであったり、ポケットであったり、触るポイントがたくさんあるので、誤差の範囲で済んでるんですよね。

でも一発台は、正直触るところが明確過ぎて、下手に触ることが難しいのです。

ですから、この機種を買うくらいなら、慶次とかルパンとか牙狼とか、無難な機種を導入した方が良いに決まっています。

きっと台の値段は安い(液晶とかギミックを積んでないので)でしょうが、よっぽど大一さんとの付き合いを大事にしていない限り、ホールにメリットはありませんね。


【一発台は今のご時世に反している!】

以上のことから、この天下一閃は残念ながらほとんどホールで見かけることはないと予想します。

きっと大一さんも不本意だったでしょう。

だってきっと開発着手した頃、まだそんな大きな問題なかったと思うからです。

でも今は、ホールにもお客さんにも、どちらにもメリットがないですからね。

確かに非等価が進んだことで、多少は楽しめるようなスペックになっているかもしれません。

でもそうじゃないんですよね、市場が求めている機械って。

ただ、その一方で、小生の予想を裏切って欲しいとも思っています。

この機種を受け入れられる市場になっているのであれば、業界としても明るいニュースだと思うからです。

小生の考えが浅はかだったかどうか、今後の動きを注視していきたいと思います!