【なんかホールのポケット入賞が全然なくなっちゃったんですけど…】
去年の後半から釘問題により、一気にヘソではないポケットの入賞が上がりました。
今までホールで見向きもされなかったポケットだったため、ポケットに玉が入っても気づかない人も多かったことでしょう。
しかし結果的に、ポケット入賞に玉が入ることで、大当りまでに使う金額が減る状況が続いたのです。
これは非常に喜ばしいことであり、『射幸性(労せず偶然に利益を上げようとすること)』を下げることは警察側としても歓迎すべき点だったわけです。
しかし、最近はちょっと事情が変わってきています。
「あれ…最近は全然ポケットに入賞しないぞ!?」
大当りまでに使う金額が減る状況が続いていたのに、2016年に入ってから、どのホールも少しずつ元に戻ってきているのです。
まるで台風が過ぎ去ったと言わんばかりに、またポケットに入賞しづらくなっているのが現状です。
2015年から全国的に非等価が進んできているため、利益をこういうところから巻き上げているのかもしれませんが、当然この状況を黙ってみているわけもないと思います。
【ポケット入賞しないのであれば、そのツケはメーカーが払う!?】
これからは試験においても、市場においても、釘は同じである機械が出回ることになります。
しかし、どれだけ試験でポケット入賞の比率を高くしていても、市場で、つまりホールが入賞しづらい状況にしてしまうことは可能です。
お客さんもポケットであれば気付きにくいことが多いため、これは非常に由々しき状況とも言えます。
これを防ぐには、どういったことが必要なのか?
それは、『お客さんが気付くヘソ入賞の払い出しを増やす』ことなのではないかと思います。
ヘソの入賞をアップさせることは、なかなか起こりえないでしょうから、ヘソ入賞における賞球をアップさせることが一番近道なのではないかなと思います。
現在、ヘソ入賞における賞球は「3個以上」となっていますが、昔は6個や7個が主流でした。
ヘソ入賞における賞球が減るということは、それだけ連チャン性能が上がることに繋がり、ギャンブル要素が強くなってしまうわけですね。
制限付きではありますが、ヘソ入賞における賞球は1個にすることもできるわけですから、これがファン人口の減少につながっているのではないか?という声もあります。
【本当にヘソ入賞における賞球はアップするのか?】
これはあくまで推測なので絶対そうなる!とは言えませんが、一つ大きな根拠になっているのは、三共さんが発表したガンダムです。
新MAXでありながら、なんとヘソ賞球は5個になっています。
規則が変わる時、いつでも三共さんは1番乗りで取り組んでいることから、ビッグタイトルであるガンダムでヘソ賞球5個にチャレンジしていることは、何か意味があるのでは?と思ってしまうわけです。
確か15年ほど前にヘソ賞球が4個以上になった時、いち早くパチンコ機種を発表したのは三共さんでしたし、1/499になってから最初に大ヤマト2を発表したのも三共さんでした。
まだそういった話はありませんが、小生でさえホールの変化に気づいたのですから、業界としてはもっと早くから情報をキャッチしているはず。
もし本当に危ないと感じているのであれば、今年中には何かしらアクションがあるのではないか?と思いますね。
ただの推測(妄想?)ではありますが、今後の動向をチェックしていきたいと思います!